どうも安藤優希(@AndoYuki55)です。
ビジネス系目標達成のコーチングのプロで、現在は個人事業主や経営者の方を多くクライアントにしています。
いままで年商3億円の社長さんや、従業員100名を超える会社の経営者にコーチングを行ってきました。
継続してセッションの予約もしてもらっています。
日常的に本を読んでいて、平均で1週間で5冊ほど読んでいます。
今回は書評で『未来に先回りする思考法』著:佐藤航陽
思考を鍛えられるのはもちろん、ビジネスをやるのには必須のスキルになります。
思考したいなら未来に行く

未来がわかっていて、そこから今を逆算して考えれば成功できます
「そんなの無理だろ」と声が聞こえますが、この本はそんな思考法が身につく本です。
大きな成果を出したい人必見です。
先に答えを言うと「原理を考えること」がこの思考を身に付けられる訓練です。
では詳しく解説していきます。
変化に対応するスタイルでも遅い

計画を立てて仕事を進めるのは古くて、最近のスタイルはリーンスタートアップといい変化に対応しながら経営をしていくスタイルでした。
地図を捨ててコンパスを持つというスタイルです。
しかし今は変化のスピードが早く、変化に対応するスタイルでは間に合わずもう使えなくなってきました。
そこで次は、「未来を先回りする経営」が生まれました。
ダーウィンは「変化に適用できたものが生き残る」と言っていましたが、その言葉を借りると「未来に先回したものだけが生き残る」時代になりました。

なぜ変化に対応して行くのだと遅いのかという理由は99.9%の人間は未来を見誤っていて、そのロスの取り戻しと修正に無駄な時間を書けてしまっているからです。
波が来たとわかっても準備ができていなく、サーフボードを持つことができていなかったら波乗りできないのと同じです。
変化に対応する頃には競合がたくさんいるため競争が激化して、十分な利益が得られなくなります。

ビジネスの進め方の進化

ビジネスの進め方も変化していて
○昔→計画を立ててそれ通りに進める
○最近→リーンスタートアップ
最初から計画することを放棄して都度変化に即座に対応していくスタイル。地図を捨ててコンパスを持つという感じ
○最新→未来を先回りする
こんな変化を遂げていて、生き残るための変化がわかりますね。
考え方アップデートできてますか?
スタイルを変える理由は、どれだけ速く変化に対応して、仮説検証繰り返しても、競争が激しくなりすぎてしまえば、十分な収益が得られないからです。
変化を見抜くのが難しいからこそ社会全体のパターンを見抜き、的確に未来を予測し先回りできた企業と個人が最終的には勝利を収めることがきます。
現代は変化に先回りした者のみが生き残ることができる時代です。
未来を読めるようになるにはどうすればいいのか?
未来予測って聞くと難しいけど実は簡単です。
まずはSFを見ればOKです。
将来はこういう未来になるんだな、というデータを持っておくだけで、未来がある程度読めてきます。
そこで自分がどういうサービスを作ればいいか?を考えてみるといいサービスが思いつきます。
ちなみに僕がみた映画は
「インターステラー」

「レディプレイヤーワン」

とかでした。
生き残るための未来を先回りする思考法を身につけるための基本原則は
「原理を考える」
ことです。

原理を考えるということは、そのテクノロジーが「なんで生まれたのか?」「どんな必要性があってできたものなのか?」を考えると点と点が繋がり、線のようになり、その線が未来に伸びていき未来が読めるようになります。
人を便利にしてくれるテクノロジーの3つの本質

生まれたテクノロジはーは基本人間の昨日の拡張のために生まれました。
テクノロジーの進化のパターンは決まっていてこのように進化します。
テクノロジーは何らかの形で人間の持つ機能を拡張している
・斧や弓は手の保つ機能を拡大
・靴は足の拡張
・文字は人間の頭脳の拡大
・電気は人間の目や頭脳の拡大
人間がテクノロジーに合わせて生活するようになる
テクノロジーによる人間の教育で、わかりやすいのは貨幣です。
貨幣の登場で、非効率な物々交換をしなくていいようになり、価値が保存できるようになりました。
貨幣の登場は革新的なテクノロジーが生まれたと言えます。
食べ物は腐ったりしますし、物は長期保管により劣化してしまいますもんね。
そして食事とか住居の確保という生存率を上げる活動が、貨幣により確保できるようになると、あらゆる価値を貨幣で考えたほうが楽になりました。
過去は便利なテクノロジーでしたが、今、お金は便利ですが人間の生活に浸透して逆に行動を縛るものになりました。
掌から宇宙へ
テクノロジーは人間の機能(手足など)を拡大したもので身体の近くからテクノロジーは始まっています。
身体の拡張から室内に置かれて、今度は室外、そして電車や飛行機など移動手段になり、今度は宇宙にいくようになりました。
テクノロジーは物理的に遠くへ浸透して存在感を消していきます。
電気や水道からでる水、スマホを使うために必要な電波など普段意識することないですよね。
必要性の力

言語を覚えるにはその国の恋人を作ればいいって聞きますよね。
僕は仕事で英語使う必要があって、それで覚えられました!
それくらい必要性には力があるということです。
もっと必要性の力を実感できることがあってイスラエルのお話。
実はイノベーション大国で、第2のシリコンバレーと言われています。
それは自分たちの国が存在することが、当たり前でない状況に置かれているからなんです。
危機が日常にあり、技術を生み出す必要性に迫られている環境だから人口800万の国でも、
継続的にイノベーションを生み出せるんです。
中東イスラエルは政治的な緊張関係があり、周辺国とも争うのが絶えない国です。
そのため、政府・民間・大学・軍などが協力して収入を確保し、アメリカをはじめとする諸外国への影響力を保ち続けなければ国として危機に陥ってしまうため、イノベーションを起こすための必要性が、どこよりも切実に存在してるんです。
今度はまた別の例で、
世界人口の1%に過ぎないユダヤ人が、ノーベル賞の20%を占めるのは数千年の長い迫害から生き延びるために必然的に身に着けざるえなかった知恵からきています。
奪われないように自分の頭に詰め込もうとするという考えですね。
そう考えるとミニマリストもできるだけ頭に詰め込もうとする発想は同じで、ミニマストもお金持ちになリやすいとも言えますね。
生物の進化も同じで必要性からですね。
身の回りを見渡せばテクノロジーに溢れているので、日常から原理を考えることは容易にできます。
習慣にしてしまい、点と点を繋げて線にして、未来を読めるようになったら、あとはその未来に向けて準備するのみです。
成功するために必要なこと

成功するためには未来を先回りした上で、準備が必要です。
波が来るのはわかっていてもその場所にいなかったり、ボードがなければ意味がないのと同じです。
ビジネスであればリソース(資金、自分のスキルや経験、人脈)が必要です。

これからの時代に生き残れるように未来を読める思考身につけていきたいですね!
では!
P.S.
映画はめちゃくちゃ好きで多い年は年間で110本くらい映画見てました。
今度オススメの映画まとめようかなとか思ってます。
P.P.S
VRはオキャラス(Oculus)
とかVRはすでに日常にありますもんね。
VRパークやオキュラスの最近版、
PlayStation VR
一通りプレイしましたが、あともう少し精度高めるだけなので、ホントあとちょっとでレディ・プレイヤーワンの世界来そうですよね。
セカンドライフというネット上の仮想空間で生活するのが流行りましたし、VRで余計に臨場感あったらハマること間違いないですよね。
仮想通貨のようにVR世界で使える通貨が、リアル世界の通貨と交換できるようになる日が来るのは近そうです。
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