どうも安藤優希(@AndoYuki55)です。
目標達成のコーチングのプロで、現在は個人事業主や経営者の方を多くクライアントにしています。
いままで年商3億円の社長さんや、従業員100名を超える会社の経営者にコーチングを行ってきました。
継続してセッションの予約もしてもらっています。
というように、まさにコーチングをビジネスとしています。
まわりの経営者で自分でコーチングをしようか、それとも受けるだけにしようかと迷われている方の声を聞きます。いつも軽く話すだけなので記事で詳しく書いていきます。
質問される方はこんな感じでした。
○まわりの経営者がコーチングを受け始めていて、これから日本でコーチングが広まると思い、コーチングビジネスをやっている人がどう稼いでいるか気になる
○自分の理念がコーチングで固まって行動がぶれなくなったと言っている経営者仲間がいて、コーチングは高単価でできるんじゃないかとビジネスチャンスを感じている、今稼いでいる人はどうしているのか知りたい
○コーチングビジネスを始めようと思っていて、今戦略を考えている。コーチングで利益を出せている人がどのようなことをしているのか知りたい
コーチングビジネスは、今後日本でも広がるのと、良い人脈も出来てオススメですという内容です。では、詳しく書いていきます。
コーチングビジネスとは

まずコーチングとはですが、目標に対してコーチは具体的な解決策や答えを教えずにコーチングを受けるクライアント自身に問いを考え答えを見つけもらうようにする指導法です。
目の前の課題よりかは長期的なクライアントの「こうありたい」「こうなりたい」という希望を元に直近3ヶ月のテーマを決めます。
コーチングビジネスももちろん顧客の悩みを解決するというビジネスの根幹はありつつ、自己実現をテーマにした内容が多いです。
コンサルタントではないため、コーチは自分のやり方や答えを押し付けないことが重要です。
受ける側が主役でありクライアントの意思を尊重します。
そのコーチとして顧客の目標達成をさせていくのがコーチングビジネスです。
いろんな業界や業種の方と一緒にいろんなテーマを進められて、こちらも勉強になります。
クライアントが目標達成した時はこちらも非常に嬉しく一緒に喜べるということがやりがいです。
コーチングの種類
あくまでコーチングは指導法のひとつであり、教える内容によってコーチの呼び方も変わります。
会社やコーチによって定義は変わってきますが、こんな感じのコーチがいます。
・ビジネスコーチ
・エクゼブティブコーチ
・ライフコーチ
・スポーツコーチ
・恋愛コーチ
・人間関係コーチ
・メンタルコーチ
・目標達成コーチ
これ以外でも個人にコーチングするのか組織にするのかでも異なってきます。
コンサルタントも社内の人間関係を良くするのか、売上を上げる人なのか全く違ってきます。
ティーチングを行うセミナー講師や学校の先生も、経済を教える人から芸術を教える人など全く違うようにコーチングも多岐にわたります。
コーチングビジネスのメリット・デメリット
まずコーチングビジネスのメリットですが、
○良い人脈ができる
コーチングはある程度スキルがあり経験がある人が向いています。
逆に、ある一定以上のレベルでない場合は去っていきます。
スキルとマインドを持ち合わせた人が残ることになり、クライアントもコーチ仲間ともに人間性も実力も兼ねた良い方が多く、そういった方たちと良い関係が築くことが出来ます。
○ビジネスを次のステージに上げることができる
コーチングで思考の整理や、自身の理念を固めるため行動に迷いが少なくなります。
事業を上のステージに上げようと思っていたなら、そのための行動が明確になり前にすすめることができます。
まだ準備段階にあると判断してもワンステップは進んでいます。
○成長が加速する
これは個人のメリットでもありますが、ビジネス面でも成長を加速させることが出来ます。
コーチングは振り返りを重要視していて、毎日時間を取り反省をします。
もし一日やり直すとして制限がなかったら何をすると考えて次の日に活かすことが出来ます。
○クライアントと一緒に成長できる
これがコーチングの醍醐味だと言えます。
顧客を成功させて感謝されて自分も成功体験と経験値を積み上げ、別の顧客に活かすことが出来ます。
長い期間をかけてセッションをして目標達成してもらったときの感動は本当にひとしおです。
○自分の得意分野で勝負できる
苦手なクライアントは断ってしまっても良いですし、得意なことだけコーチして成果をだしまくってもらうということができます。
強みに絞りこんでコーチできるため結果が面白いように出て楽しくなります。
僕もビジネス以外はやらないようにしていて、それ以外の場合はコーチ仲間にやりたい方がいれば紹介するようにしています。
○自分のビジネスの振り返りになる
多くのクライアントと本気でぶつかるので気づきや発見が本当に多いです。
その中で自分のビジネスの振り返りにも役に立つことが出来て活かすことが出来ます。
もちろん事業について話すので経営者と話が多くなります。
経営者の人生についても話すことになり、自分自身の人生の振り返りにもなります。
個人が得られるメリットに関してはこちらの記事に記載しています。
ビジネスのためにコーチングを使いたい!個人向けのパーソナルコーチングを受けるメリット
続いてデメリットです。
○コーチすることを続けるのであれば時間売のビジネスになってしまう
会社が小さいうちには特にそうですが、自分自身がコーチングすることになるので、自分の時間を切り売りすることになり、教材を作ったりスクール化しないと拡大が難しいです。
○大人数に指導が向いていない
コーチングは個人に合わせオーダーメイドの指導のため大勢にコーチングすることは向いていません。
企業向けに組織コーチングももちろんありますが、全体に教えて、その後ワークは個人でというようになります。
専門家である必要
コーチングのプロでももちろんビジネスもできるし、独立も出来ます。
しかし、コーチングのプロだけだと他に資格を取得している認定コーチのようにその他大勢のコーチの中のひとりになってしまい、仕事は受注しにくいです。
単価や収入を上げるためには希少価値を上げる必要があります。
コーチングを極めて世の中の人の100人に一人の存在になればプロと呼ぶことができます。
しかし日本でコーチングの資格を持っている人だけでも何万人といてそれほど希少価値が高いものと呼ぶことは出来ないです。
ではどうやって希少価値を上げるのかと言うと、他の分野との組み合わせです。
例えば、飲食でも極めて100人に一人の存在になれば、100×100で1万人に一人の存在になれます。
こうすることにより効率よく自分の価値を上げることが出来ます。
この場合なら飲食店のオーナー向けにコーチングをやっていけばよいです。
アイディアを生むテクニックで一番は既存のものを組み合わせることで新しいものを生むといわれてますが、まさにそれと同じです。
さらに動画編集も極めれば、100×100×100で100万人にひとりの存在になることができます。
飲食店向けにコーチングを行い、動画を作成してPRしていくことができ武器になります。
コーチをするならその道のプロでないとお客さんはついて来にくいです。
僕も以前、無理に頼んでマスターコーチ(コーチとしては最上級のコーチです。)に頼んでコーチングしてもらいましたが、業種違いすぎて効果が薄くなりました。
人を導く以上は専門家であり、その道のプロでないと売り込むのは難しいです。
僕の場合なら独立してビジネスコーチングをやっているのと、会社員時代から個人のや経営者のお客さんが相手で、経営者向けのコーチングが得意でビジネスのプロとしてコーチングをしています。
コーチングビジネスの流れ

もちろん会社やコーチによって異なりますが、基本は
集客→申し込み→プレコーチング→セッション→振り返り→リピート
となります。
集客
サイトやSNS,広告、口コミ、紹介、コーチとして登録するなどして知って貰う必要があります。
僕の場合はすでにコーチな仲間や経営者の知り合いが多くいたため紹介でコーチングをやっています。
資格を取りに行くとコーチ仲間ができるためそこで紹介してもらえることもあります。
お互いに得意分野が違ってみんな得意じゃないお客さんは他のコーチに任せます。
もちろん競合になる場合もあります。
申し込み
顧客に興味をもってもらい申込みをもらいます。
ポイントは実績、プロフィール(性別、年齢、趣味など)、資格、価格をサイトやSNSに書いておくことです。
これらを見て顧客は判断します。
実績がない場合はコーチ仲間に頼んでコーチングさせてもらうとか、安い単価で引き受けてコーチングさせてもらう必要があります。自分の得意ジャンルに絞らないとあまり実績としては活きなくなります。
コチラの記事の良いコーチの基準に当てはまるようにすると顧客は自分を選んでくれやすくなります。
絶対やってはいけないコーチの選び方!コーチングの効果を最大化する良いコーチの選び方【失敗するとコーチングの意味なくなります】
プレコーチング
会社やコーチによって体験セッションとか導入セッション、無料セッションといいます。
ここで大事なのは顧客にコーチングとはを説明することです。
たいていの場合コーチがなにか教えてくれることを期待するので、そうではなくコーチングは自身で問を作り答えを出して目標達成に向かうきっかけや気付きを得るものですと納得してもらいます。
あとは自分の人間性を見てもらい顧客に相性が良いか判断してもらいます。
継続してセッションを続けていくならここで、目標をテーマとして設定していきます。
セッション
ここがコーチングのメインです。
コーチがクライアントの目標達成のために傾聴と質問をしていきます。
月に1回や2回など定期的に行います。
3ヶ月から2年など期間を決めて行います。
振り返り
頻度はコーチによって異なりますが、3ヶ月に1度など振り返りをします。
目標への進捗の確認です。
コーチはクライアントを絶対に否定せずに行動も結果も受け入れて褒めるようにします。
コーチの必要なスキル「承認」です。
リピート
ここが重要です。
新規顧客を獲得するよりリピートをしてもらった方が獲得コストは新規に比べ7分の1です。
リピートしてもらえるように、顧客に全力コミットして満足度を上げておくと「契約終わりますが、継続されますか?」と聞いたときに「ぜひお願いします」と言ってもらえます。
セッションの内容

セッションとはコーチとの対話のことをいいます。
まず前提としてコーチングのコミュニケーションは双方向である必要があります。
主役はクライアントで、コンサルティングとは異なるところです。
音楽のセッションのように一緒に作り上げていくというニュアンスのためセッションと呼ばれています。
では流れも会社やコーチによって違いますが、こんな感じです。
・セッションのテーマを設定する
↓
・現状の棚卸し
↓
・目標を明確にする(できれば数値化する)
↓
・現状と目標(ありたい姿)を比較する
↓
・現状でうまくいっていることを確認する
↓
・目標が達成できていない原因を明確にする
↓
・目標達成するための行動を明確にする
↓
・期限を決める
コーチングビジネスを始めるにあたり決めたいこと
自分がどのようにコーチングしていくのかお客さんに説明する必要があります。
・対面でするのか、オンラインでするのか
・1セッション時間や頻度(顧客に希望を聞いてももちろんOK)
・金額や期間
・連絡方法
などです。
詳しくはコチラの記事で解説しています。
【コーチングビジネスで起業】コーチになる前に準備しておくことリスト【副業でも独立でも使えます】
コーチングビジネスはやりがいを感じる日々でとても楽しくて心から続けていきたいと思っています。
クライアントが感極まって泣かれたときには僕ももらい泣きしてしまいました。
感動体験の提供や、イキイキした人をつくる世の中にしていきたいです。
ではでは~
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