どうも安藤優希(@AndoYuki55)です。
目標達成のコーチングのプロで、現在は個人事業主や経営者の方を多くクライアントにしています。
いままで年商3億円の社長さんや、従業員100名を超える会社の経営者にコーチングを行ってきました。
継続してセッションの予約もしてもらっています。
コーチングは個人に合わせたオーダーメイドの指導で、受ける方によって合う手法は異なります。
コーチとしてひとつの手法にこだわらずに日々、いろんな会社やコーチの「コーチング」を学んでいます。
僕は個人と組織にコーチングをする資格を取得しています。
ちなみにコーチングの資格は全て民間の資格です。
地名を入れたり、国際コーチ連盟認定などの言葉を入れて公っぽい感じを出していますが、国家資格などではありません。
今回テーマのCTIジャパンのコーアクティブ・プロフェッショナルコーチ・トレーニングというのは受けておりませんが、本を使い学んでいます。
一応ですが、こちらでも紹介した本です。
【2021年】コーチングを学びたい人へ本のオススメ厳選8冊【初心者向けから実践する人まで網羅】
コーチの視点でコーアクティブコーチングについて解説していきます。
こんな内容にお答えしていきます。
○CTIのコーアクティブコーチングと普通のコーチングの違いを知りたい
○コーアクティブコーチングについて知りたい
○コーチングで有名らしいけど、CTIジャパンってなに?
コーチングとコーアクティブコーチングでは重要視していることが違います。
コーチングは目標達成や成長を重要視していますが、コーアクティブコーチングでは受ける方(クライアント)の心から望むものを引き出すことを重要視しているという違いがあります。
コーチングとコーアクティブコーチングの違い
コーチングはもともとは馬車を表す「coach」が語源で場所のように人を「行きたい場所」に連れて行く手法のとして生まれました。
コーチングは受ける人(クライアント)に目標達成で近道してもらうという役割を果たします。
コーアクティブコーチングは目標達成を目的にしているのは同じですが、設定できる目標の広さと達成するものが特徴です。
コーアクティブとは「協働的」という意味でコーチングにする側(コーチ)と受ける側(クライアント)が対等なパートナーとしてクライアントが心から望むような人生を生きられるよう、お互いに力を合わせるというその関係性が特徴です。
コーチングにおいてコーチとクライアントの立場が対等というのは基本ですが、コーアクティブコーチングではよりそれを重要視します。
クライアントを大事にすることで、心からの望むものを引き出してそれを叶えるというのがコーアクティブコーチングの特徴です。
その心から望むものが結果として問題解決だったり目標達成だったりします。
コーチングは目標達成や成長を重要視して、コーアクティブコーチングでは心から望むものを引き出すことを重要視するという違いがあります。
コーチングはたくさんの種類があります。
会社やコーチによって手法や指導方法、目標達成させる内容などが全く異なります。
人の成長に重きを置いているコーチや、目標達成を主に目指すコーチなどいます。
人の悩みや目標達成したいこと、将来なりたい自分が多様になっていて、それだけコーチもたくさん存在します。
やる内容は同じだけど、呼び方も異なっているということもあります。
別の会社やコーチの手法を学んだら、ツールは違うけど目的や、やることは同じなんてことはよくあります。
ちなみにコーチングの種類ですが、こんな感じです。
・ビジネスコーチ
・目標達成のコーチ
・スポーツコーチ
・ライフコーチ
・人間関係に関するコーチ
・キャリアコーチ
・メンタルコーチ
・恋愛コーチ
・エクゼブティブコーチ
僕はこのなかではビジネスコーチングと経営者向けのエクゼクティブコーチングを専門にしています。
コーチングとは
まず、一般的なコーチングとは、コーチが受ける人に具体的な答えやノウハウを教えずに目標達成に導く指導法です。
コーチのスキルである「傾聴と質問、承認」の力で受ける人に目標達成の近道をしてもらいます。
傾聴とは耳と目、心、体で人の話を聴くことです。
質問で受ける人が目標達成のための問いや答えに気付けるようにします。
セッションと呼ばれるコーチとの対話の中でそのやりとりが行われます。
承認とはコーチは受ける人の人間性はもちろん、行動や結果に対してなんでも受け入れて否定しないということです。
コーチングとコンサルティングの違いは、答えを自分で気づいてもらうというのがコーチングです。コンサルティングは具体的な課題に対して答えを教える指導をします。
コミュニケーションの取り方が違いコンサルティングは教えるため一方通行で、コーチングはコーチと受ける方のやりとりになるため双方向です。
受ける方は自分で目標達成に対して問いや答えを見つけるため、達成へのモチベーションが非常に高くなります。
自ら目標達成することによって、大きな自信にあることも特徴です。
自立した人材に育てることができるとこれからの教育になると言われていて最近では企業研修に使われたり、経営者がパーソナル・コーチングを受ける方が増えています。
メリットが多いのですが、デメリットを挙げると、基本は個別対応の指導になるため大勢の指導ができないことと、効果が出るまでに時間がかかることです。
コーアクティブコーチングとは
心から望むものを引き出すためにまずは
人生の輪というツールを使って今の現状を把握します。
仕事・キャリア
お金・経済
健康
家族・パートナーシップ
人間関係
学び・自己啓発
遊び・余暇
物理的環境
これらの項目に今の自分の満足度を点数にします。
点数を上げることがコーアクティブコーチングのゴールではありません。
現状を把握して「どんな自分になれるか?」や「どんな変化を起こしたいか」とクライアントに好奇心を持たせるためにあります。
これとコーチとの対話(セッション)を通じてコーチングで何が得られるかを知って自分自身の変化させることをはじめます。
コーアクティブコーチングはクライアントの心から望むものを引き出すためにコーチとクライアントの立場を重要視して、クライアントを大切にします。
※一般的なコーチングもクライアントが主役ということ認識で大切にするという考えは変わらないですが、重要にする優先順位がコーアクティブコーチングではより高いということです
その根幹には4つの元になる考えがあります。
○人はもともと想像力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である
○その人すべてに焦点をあてる
○今この瞬間からつくる
○本質的な変化を呼び覚ます
コーチがクライアントと関係性を作るときに考えるべき行動指針に使われます。
人はもともと想像力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である
一言でいうと「クライアントを信じる」ということです。
コーチはクライアントには能力があると信じて「自分でどうしたいか考えることができるし、やりたいことも見つけられるし、やってみたいこともわかるし、うまくいかないときには修正する力もある存在」だと信じます。
そのように見ると相手をコントロールしようとするきはなくなり、クライアントを主役とすることができます。
この思いが持つことができるとコーチの質問も必然的にクライアントの中から引き出す質問になっていきます。
その人すべてに焦点をあてる
解決すべき問題があったとしても問題に焦点を当てずに、クライアントの全てにフォーカスすることが重要だとする考えです。
クライアントが話しているテーマや問題がクライアントの人生とどんな風に関係しているかということにも意識を向けることで心から達成したことに気付いてもらうことができます。
今この瞬間からつくる
コーアクティブは協働という意味があります。
コーチはセッションの中で傾聴し、クライアントが話した情報の中から心から達成したいと思えることを叶えるためにその道を一緒に探します。
コーチングがコーチとクライアントの対話をセッションと呼ぶ理由はセッションに「一緒に作り上げる」という意味があるからです。
まさにコーチングを表す言葉でコーアクティブコーチングでは、対話の中この瞬間からその先を創ることを意識する言葉となっています。
本質的な変化を呼び覚ます
クライアントは目標達成したいことをテーマとして挙げます。例えば売上を上げたいとか、ダイエットでマイナス10kgに成功したいとかです。
そういった目標はクライアントの心から叶えたいということの枝葉の可能性があり、もっと根幹に目を向けるように意識する言葉です。
売上を上げることが目標で、その先はどうなりたいと考えてもらい、さらにその先と考えて、自分が本当に叶えたいことを掘り出していきます。
もしかしたら売上を上げたいが心から叶えたいことに対して適した目標ではなかったことに気がつけたり、目標設定が正しかった場合にも心から達成したと思うことができます。
以上がコーアクティブコーチングの4つの土台でした。
フルフィルメント
4つの土台の中心にあるのが、「フルフィルメント」、「バランス」、「プロセス」です。
これは「より充実した人生を送りたい」、「よりバランスのとれた人生を送りたい」、「そして人生というプロセスをより深く味わいたい」という人の根源的な3つの願いからこのように設定されています。
今回はより重要な「フルフィルメント」を紹介していきます。
フルフィルメントを日本語にすると「充実感」とか「生きている実感」です。
人が目標達成したいのはこの「充実した人生を送りたい」というシンプルな願いを持っています。
クライアントは転職したいとか、ダイエットしたいとか、結婚したいとか具体的なテーマを持っていますが、根幹には達成することでより充実した人生を送りたいという願いがあります。
コーチは「何を大事にしているのか」とか「どんな状態を望んでいるのか」ということに意識を向けます。
クライアントの価値観に沿った行動は何かを聴いていく、というコーアクティブコーチングがもっとも重要視している考えを表しています。
CTIジャパンとは
株式会社ウエイクアップが運営するコーチング研修を行う組織です。
コーチエイと並んで国内大手のうちのひとつです。
CRR Global Japan合同会社でシステムコーチングという組織を育てるコーチングもしています。
CTIは国際コーチ連盟に認定されたプログラムを提供しているコーチ養成機関で権威性があります。
多数のコーチ育成のコースが用意されていて、
コーアクティブ・コーチングを学ぶためのプログラムは「コアコース」と「上級コース」に分けられます。
コアコースとは、
基礎コース
フルフィルメント・コース
バランス・コース
プロセス・コース
シナジー・コース
の5つのコースからなるプログラムです。
コアコースを修了すると、上級コースを受講することができます。
上級コースを修了し、CTIが実施する筆記及び口頭試験(日本語)に合格すると、コーチングの世界標準として認められているCTIの認定資格であるCPCC(Certified Professional Co-Active Coach)を取得することができます。
基礎コースから上級コースまでのCPCCになるためのカリキュラムは、国際コーチング連盟(ICF)の認定を受けた世界で最初のカリキュラムの1つです。
普段は目標達成させるコーチングをしています。
内容はこちらの記事が参考になります。
【効果的なコーチングのやり方】目標達成のための人材育成にもセルフコーチングにも使える方法
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