どうも安藤優希(@AndoYuki55)です。
目標達成のコーチングのプロで、現在は個人事業主や経営者の方を多くクライアントにしています。
いままで年商3億円の社長さんや、従業員100名を超える会社の経営者にコーチングを行ってきました。
継続してセッションの予約もしてもらっています。
経営者向けにコーチングをしていて良く聞かれるのが「コーチングの市場ってどうなの?(儲かるの?)」ということです。
理由を聞くとこんな感じだそうです。
○コーチングを自身の理念を固めたくて受けたくて、本格的に学ぶことも検討していて、社内教育で使うだけでなくコーチング業界参入を考えている
○いままでの自分を振り返るためにコーチングを使って良かったから自身もコーチとして活動を考えている。コーチング市場に参入はアリかなしか判断したいから、市場規模がどのようになっているか知りたい。
○周りの経営者がコーチングを受けているのを見て、高単価で行えるコーチングはビジネスとしていい市場なのではないかと疑問に思った。
日本の市場規模はおよそ300億円で、アメリカは1.2兆円の市場規模があり、シリコンバレーではコーチングはメジャーになっています。そのことについて詳しく書いていきます。
コーチングの市場規模

米国産業レポートのIBISWorldによるとアメリカでは2021年には前年の1.6%成長して1.2兆円になると予想されています。
日本の市場規模はおおよそ300億円です。
単純な規模で言えばその差は40倍です。
アメリカの人口はおよそ3.3億人、日本の人口は1.2億人で人口の差は2.75倍。
市場規模は14倍で日本に比べアメリカではビジネスにコーチングが導入されていることがわかります。
日本とアメリカの違い

アメリカではIBMが企業としてコーチングを導入し広まり始めました。コーチングではシリコンバレーではビジネスコーチングを受けることがステータスになっています。
タイムマシン経営のように日本もアメリカのようにコーチングがステータスになっていくと予想しています。
なぜなら世界だけでなく日本のエクゼブティブもこぞってコーチングを受けていて、それに続きまだ無名でも結果を出している経営者もコーチングを受け始めています。
ファーストリテイリングの柳井さん自身も社内でコーチングを行っています。
他に企業として行っているのはキリンビール、浦和レッズなど個人のコーチングだけでなく組織に幅を広めています。
日産でもコーチングを行うチームがあります。カルロス・ゴーンさんがコーチングを推奨して部署を作ったそうです。
コーチングを受けている方の中で、個人で有名なのは楽天の三木谷さんやメンタリストDaigoさんです。
公表していないだけで受けている経営者は多く、日本でも増えていると実感しています。
アメリカのコーチングを受けている著名人は
○マイクロソフトのビル・ゲイツ
○アップルのステーブジョブズ
○グーグル元会長兼CEOのエリック・シュミット
○グーグル共同創業者のラリー・ペイジ
○アマゾンCEOのジェフ・ベゾス
○Facebookのマーク・ザッカーバーグやシェリル・サンドバーグ
○GEのジャック・ウェルチ
世界のトップクラスの経営者になるためにはコーチングは必須なんじゃないか、と思うくらい多くのカリスマ経営者がコーチングを受けています。
YouTubeやマインドフルネス、ミニマリストなどアメリカで流行ったものは日本に遅れて入ってきますよね。
コーチングもこれから日本でどんどん流行ると予想しています。
むしろ変化の多い時代だからこそ経営者だけでなく、日本人全員に受けてほしいと切実に思います。コーチングはビジネスに使えるだけでなくイキイキ生きるのにも便利なツールです!
コーチングとは?

コーチングはクライントが自ら答えを導き出す指導法で、コーチは答えを教えません。
良いコーチほどクライントから答えを引き出すのがうまいです。
知識や経験が多い人ほど引き出すものが多く、コーチングに向いています。
基本的にコーチとクライントの1on1で行います。
コーチとの対話はセッションと呼ばれます。セッションの中で達成したいテーマを設定し、クライントの能力を棚卸しして、そこからどうゴールに最短で目指すかコーチが導きます。
コーチングも種類があり、定義は組織により異なりますが、こんな感じです。
○行動面にアプローチするコーチング
○エグゼクティブコーチング
○メンタルコーチング(心理的な課題にアプローチする)
○リレーションシップ・コーチング(人間関係)
○ウエルス・コーチング(経済的な豊さ、精神的な豊かさ)
○ヘルス&ウェルネス・コーチング(健康や生活習慣)
○ライフ・コーチング(人生や生き方)
コーチにも得意ジャンルがあります。
依頼するテーマが決まっている場合はそのジャンルのコーチに依頼するとコーチングを最大限に発揮できます。
コーチングが人気になっている

今のVUCAの時代に合った指導法のためコーチングが注目されています。
今は自ら問いを作って、答えを考えて自分で行動していく必要がある時代です。
コーチングでは、まさに答えを自ら出して行動に繋げていけるようにサポートをするため今の時代に合っています。
日本の学校教育では、答えがあってそれを正確に早く解くように特化してました。そのため今の大人は問を作って答えを自分で出す訓練を受けていません。
誰でもトレーニングされていないことはできないのが当たり前です。
だからこそコーチングで学び時代が変化している今だからこそ求められている指導法のため今、人気になっています。
いままでは先にスキルを極めて、次のレベルに行くためにマインドの強化としてコーチングが導入される傾向にあります。
しかし、起業したての経営者もコーチングを受ける方が増えてきていています。マインドの重要性を早く気がつくからです。
人柄を磨かなければ人は集まらないし、人脈もできないです。
自分でビジネスすると自分と向き合う必要性が急増します。
なんでこのビジネスやってるんだろうとか、作業に集中するためにはどうすればいいかなど本当に自分と向き合います。
会社が潰れる原因のほとんどは社長のモチベーションが無くなることです。
コーチングではモチベーションの管理や心のケアも行います。
スタートアップで大変な時期だからこそコーチングが向いています。
1950年代にハーバード大学のマイルズ・メイス助教授がコーチングについての概念を提唱して、それから徐々にマネジメントの手法でも使われるようになり日本でもようやく使われるようになってきました。
日本でコーチング市場に入るのはアリ

今、日本でコーチング市場が大きくなることや経営者でコーチングを検討している人が多くこれからも増えると予想しています。
元に僕が受けたコーチングのセミナーは社長さんが多く今も続いてたくさんの方が受講されているようです。
他のコーチを否定することはしたくないため、特定の型をを出しませんが、いまコーチング市場では実力のないコーチが存在したり、間違っていることを教えているのを見ます。
市場に参入して、間違ったコーチングが淘汰されて、正しいコーチングが広まれば社会貢献にも繋がります。
もっとコーチング業界が活性化したら世の中がもっと良くなると信じています。
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