どうも安藤優希(@AndoYuki55)です。
目標達成のコーチングのプロで、現在は個人事業主や経営者の方を多くクライアントにしています。
いままで年商3億円の社長さんや、従業員100名を超える会社の経営者にコーチングを行ってきました。
継続してセッションの予約もしてもらっています。
日常的に本を読んでいて、平均で1週間で5冊ほど読んでいます。
今回は書評で『ヒトラーの大衆扇動術』著:許 成準
究極のファン化の本質が勉強になります。
ヒトラーは当時はヒーローだった
ヒトラーは、卍マークがヨーロッパではタブーなくらい極悪人のイメージですが、当時はドイツ国民からはヒーローでエンターテイナー扱いでした。
だから理性的なドイツ国民を動かして戦争に繰り出したり、ユダヤ人を虐殺させられたんですね。
敗戦国であったドイツはボロボロで、国民の生活は極貧でした。しかしヒトラーは経済を発展させ、国民が食べていけるようにしました。
やっぱりリーダーは実力ないとですね・・・!
単純にごはんが食べられるようになるリーダーを国民は選びますよね。
人に動いてもらうには?
ヒトラーの演説の特徴として挙げられるのは
・神秘的な登場とエモい演出
・わかりやすい内容
・興奮させる熱狂的なスピーチ
でした。
政治集会でも、ロックのライブ会場みたいな雰囲気みたいで、スポットライトや夕日も演出に取り入れたそうです。
面白い人って単純に魅力あって惹きつけられますよね。
さかなクンも魚に詳しいだけじゃ有名になってなかったと思います。
面白く説明してくれるからこその魅力ってありますよね。
学校の先生でも単純に面白いほうがいいじゃないですか^^
芸術のセンスある人がビジネスでも成功する!?
最近エリートは芸術を学ぶそうですが、ヒトラーもワーグナーの芸術論を元に国民をファンにしていきました。
・芸術はみんなのもの
・人間の本質を表す
・人間的なものを表現する手段
仕事できる人って本質を掴むのうまいですよね!
ヒトラーがビジュアルに力を入れたところ
・口ひげ→見た目で独特のスタイルを表す
・ドイツ軍の軍服→カッコいいと憧れ
・コントラストの強い旗→強い視覚効果
・ナチス式敬礼
・ハイルと繰り返す歓声
総合芸術を理解していたからこそ、人々の心を掴めたそうです。
怒りは一番人を動かしやすい感情で
しかも火をつければ勝手に動きだします。
ヒトラーはそれに目をつけて、敵を作ることで国民をまとめました。
敵の条件は
・国民に被害を与える集団
・一致団結すれば勝てる相手
具体的に
・共通の敵→アーリアvsユダヤ
・巨大な的に立ち向かう→vsアメリカ資本主義
このようにヒトラーは人を動かすプロで、究極のファン化ですよね。
それではまた!
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