どうも安藤優希(@AndoYuki55)です。
元映像クリエイターでSNS運用→コーチングのプロ。
月1名だけコーチング受け付けてます。
フリーランスや小規模経営者に
集客や売上UPを提供してます。
年商3億社長、コロナでも売上を15倍にした社長、
10万人超えYouTuber数人などの専属。
メルマガで独立して成功と幸せを両立できる方法を配信。
いま、東京と大阪などを行き来する生活なんですが、時間ができれば友人に連絡して、軽く食事でもいかない?って誘いお互いの近況報告をしたりします。
最近だとLP(ランディングページ)の作成代行をしている高校時代からの友人に会っていました。
話をきいたら、ちょうど受注が重なっててだいぶ忙しい時期らしく、僕と一緒にいる間も、カフェで仕事をしていました。
僕はノートパソコンで記事書いたり、お客さんに教える内容のマインドマップを作っていたのですが、ふと前を見ると友人がパソコン画面を見つめながら、頭を捻ってうんうんと唸っています。
なにか苦戦してるの?と訊くと、お客さんのLPを作成するにあたり悩んでいることがあると言われました。
友人はLPの一部分をページを見た人がわかりやすいようにきれいな画像に置き換えようとしていました。
しかし友人がイメージしている理想とするデザインを実現するには、素材を探すのにかなり時間がかかりそとのこと。
イラスト化するのもいいけど、その友人はイラストを書けないのでこれから外注できる方を探すことになります。
納期まで日がないので、どうするのがベストだろうと、あれこれ頭を悩ませていました。
そこで僕と友人はこんな感じの会話をしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
じゃあ手を抜けば?
そうそう、手を抜いてみれば?
つまり綺麗な画像にするのはやめて、シンプルに文字だけにしちゃう。
そしたら画像より全然簡単に終わらない?
たしかにそうだけど…。
お客さんは僕を信頼して高いお金を払ってくれたのに、面倒だからといって手を抜くのはちょっと…。
じゃあちなみに、その部分をシンプルに文字だけで説明するのと、綺麗なバナーに置き換えるのとで、お客さんの売上はどれくらい変わるか分かる?
・・・売上は、あまり変わらない気がする。
伝えることは同じだからね。
あと、その部分を綺麗なバナーに置き換えることによって、LPを納品されたお客さんの満足度はどれくらい変わるりそう?
・・・メインのところはもう綺麗にできてるし、ここは全体の中では些細な部分だから、ほとんど変わらないと思う
あとあと、もし、綺麗なバナーに置き換えると、収入は増加する?
・・・料金は固定だから、別に変わらないよ。外注したらむしろ減っちゃう…!
ならそれは、ただの自己満足になっちゃうんじゃないかい?
そんなに大変で、誰のメリットにもならない作業なら、無理にやらない方がいいんじゃない?
ホントそうだわ…!
何かを頑張るということや、何か一つに集中するということは、それ以外のものを手を抜くということと同じなんじゃないかな。
だって自分の持っている体力も時間も有限なんだし、思ったより少ないよ。
できることを全部やっていたら時間切れでむしろゲームオーバーになっちゃう。
そのバナーをいじくる時間を、商品を購入するベネフィットやストーリーやバックグラウンドの説明の追加とか、もっと売上に直結する部分のクオリティアップに労力を振り分けた方が、お客さんの売上は増えるんじゃないかな?
あと納期を縮めて、少しでも早くお客さんに納品してあげたほうが、早く売り始めることができて、お客さんの売上も満足度は上がるんじゃないかな?
早く稼働してどのくらいの人が買ってくれるのか反応を見て、そこからまた改善した方が良いものできるしね。
商品が一定のクオリティに達した後は、一件あたりの仕事にかける時間を短縮して、どんどん新しいお客さんから受注を受けた方が、助けられるお客さんの人数も増えるし、自分も売上が増えて幸せになれるんじゃない?
そっちの方がよりWin-Winな関係だと思う。
・・・めっちゃそのとおりだわ!
この作業はやらない!
気づかせてくれてありがとう!
結果的に友人はその部分に関して綺麗な画像を作るのをやめて、シンプルなデザインにして次の作業に移ることにしました。
後日、LPを納品されたお客さんの商品はこれまでの5倍ほど売れるようになり、また別の商品のLP作成の依頼されたそうです。
手を抜いて、お互いにハッピーになるって最高ですよね。
意外と気づかないで、自己満で仕事してしまっている人もいるなと思って書きました。
P.S
僕も最近は仕事に手を抜いてできるようになりました。
デザインやプログラミングの知識がないので、作ったページがイケてる感じになっていなかったり、表示が崩れていたり、端末によっては少し読みにくかったりなんてことは日常茶飯事です。
誤字脱字もけっこう真剣に見ているつもりですが、ゼロではないです。
自分でもちょっとした問題点に気付くことはありますが、「十分に伝わるから別にいいか」とか「自分の意図は伝わるから問題ない」、「かなり詳細な部分だから、まいっか!」といって次の作業に進んでしまいます。
まわりの反応全然変わらなし、売上もたっているので、直さなきゃいけないって感じることもありません。
やる気やガッツ、体力、行動力の総量が高い人ほど、なんでもしようとしてこだわる必要のない作業に没頭してしまったりします。
前にこんなツイートもしてまして、その詳細が今回の記事です。
【結果を出せないときの脱却法】
— 安藤優希/個人専門コーチング・メルマガ配信 (@AndoYuki55) August 29, 2021
行動力がある人ほど、あれもこれもと色んなことに手を出してフットワークが鈍くなってしまいます。だから、「それは結果に直結すること?」というのを何度も確認するのおすすめです。本当にやるべきことだけに絞って取り組める人間は凄まじいスピードで成功します。
ビジネスの世界では、すべてのおいて満遍なく努力する人より、重要な部分にだけ力を注ぎ、それ以外は意識的に手を抜ける人のほうが結果的に早く成功する傾向があります。
だから僕のクライアントさんには、いつも「センターピン(成功するのに重要な要素)は何か?」、「センターピンに注力することができているか」を頻繁に聞きます。
「神は細部に宿る」という言葉もあるので、完璧主義が100%悪いとは思わないです。
しかし融通の利かない完璧主義は成功を遠ざけるどころか不幸しか呼ばないので捨ててしまいましょう。
ええ!?手を抜く?