どうも安藤優希(@AndoYuki55)です。
元映像クリエイターでSNS運用→コーチングのプロ。
月1名だけコーチング受け付けてます。
フリーランスや小規模経営者に
集客や売上UPを提供してます。
年商3億社長、コロナでも売上を15倍にした社長、
10万人超えYouTuber数人などの専属。
メルマガで独立して成功と幸せを両立できる方法を配信。
自由を夢見て独立したいってビジネスをはじめる人は多いですが、今日は現実も見てもらう話でも。
会社員時代からネットビジネスの人たちのオフ会によく参加していて、今でもちょくちょく連絡を取り合います。
その中に自動で稼げる仕組みを作って、月一日くらい仕組みをメンテナンスするだけで、月200万くらい稼げるようになった人がいます。
(投資もしていて、そっちは月60万が入ってくるそうです。)
彼は特に働く必要もなくなり、目覚ましに起こされることもなく、同世代のサラリーマンと比べれば自由にできるお金があって、好きなことをして生きられる状態です。
コロナが終わったらフランス南部のニースなど地中海沿岸に住みたいとも言ってました。
(やりたいことは人によって違えど、たぶん自由な状況を目指して独立してビジネスをやってる人は多いと思います。)
ところが彼が言うには今の状態は別に幸せではないとのこと。
適度に趣味のバイクに乗ったり、カヌーをしたり、たまにキャンプもしているようですが、ただなんだか日々に充実感がないそうで。
自由すぎてなにをしたらいいか分からないそうです。
独立する前の会社員時代の方が10倍くらい仕事して価値提供してたかもしれないとか言いだす始末でした。
よく無趣味の人が定年で仕事がなくなってしまったら何も情熱を向けられるものがなくなって、家でぼーっとしているだけでさっさとボケてしまうケースがありますが、似た状況ですね。
暇なので、人生とは?とか幸せとは?とかよく考えてしまうと彼は言っていました。
僕も会社やめても食べていける、ってなって独立しましたが、自由すぎてあまりの環境の変化に違和感を覚えて戸惑ったこともあります。
出勤時間がないのはもちろん、目覚ましも使わないし、どこにいってもいいし、で考える時間がたっぷりでした。
やっぱり幸せとはなにか?とか、なぜ学ぶのか?、いろんなことを犠牲にしてきてよかったのか?とか山に行って考えたりもしました。
世界をこの目で見るという夢もあったのですが、コロナで海外はおろか、外出もまともにできないし、すごい人がたくさんいる東京にまた行こうか、それとも自分の知らない土地に住んでみようかとか、まぁ自分のペースでのんびりやればいいかとも思ったりしました。
友達は普通に働いているし、家庭もある人がいて忙しいから気軽に遊びに誘うこともできずでした。
僕は猫が2匹いるからまだマシでしたが、僕のまわりの成功している人たちもみんな同じような状態になっていました。
毎日起きても予定がないから昼間から老人にまぎれて温泉につかったり、沖縄や、山梨や長野の山を巡ったりしていました。
目的もなく百貨店や商業施設をウロウロして人間観察をしたり、売っているものは躊躇なく買えるけど、別に欲しいものもないので、結局何も買わず、ごはんだけ食べてに帰っていたりしていたそうです。
僕も気持ちがわかるんですが、自由でやることなさすぎて病んでしまうんですね。
月収が100万以上になってFIREして、ひととおりの欲を満たしてしまうと暇で、全然幸せじゃなくて、いろいろ考えてしまうそう。
で、みんな孤独に耐えられなくなって、環境を変えるために東京とか出たりします。
僕もいま同じこと考えていて、東京か大阪に出ようかなって思ってます。
猫と自然に囲まれた生活で人からかなり羨ましがられるのですが、僕にとっては刺激のない生活で…!
よくzoom使うのですが、虫の声や小鳥の声がするからどんだけ田舎にいるの!?とか猫が画面を横切ってツッコまれたりします笑
幸い今は出張で東京と大阪を行き来する生活で、適度に刺激はもらえてますが。
人からの刺激って多くていろんな人に会って、知らなかった世界を知ってやりたいことができて、それまでつきまとっていた漠然とした不満感はなくなります。
ネットビジネスで稼げるようになるということは、ある意味人生のすべてがGWになるようなものです。(自分で忙しさに飛び込んでいかない限りは)
ちょっと考えてみれば、これは一概に素晴らしいことばかりとは言えないわけです。
小学校や中学校時代を思い出して欲しいのですが、夏休みも最初はテンション高いと思うのですが、休みの最後の方はだんだん退屈してきませんでしたか?
8月31日の宿題で追い込まれる前の27日~30日の間とかです笑
部活とかバリバリやっていたら寂しさは薄れると思うのですが、そろそろ新学期で学校がはじまるぞ!と逆にワクワクする人も多いんじゃないかと思います。
ネットビジネスで手に入る環境はある意味、夏休み以上に夏休みです。
場所に縛られないし、お金は無限で自由度は学生の比ではありません。
部活もありません。
バイトもありません。
宿題もありません。
テストもありません。
レポートに追われていません。
就活も控えていません。
~しなさいと、指示する上司や大人もいません。
住む場所や移動の制限もありません。
どこまでいっても休みの終わりがないようです。
自分から予定を入力しないと、スマホのカレンダーのアプリは初期状態のままです。
(もちろん学生のうちに成功すれば、なにかしら制約はあるかもしれませんが)
かといって、小さい頃の夏休みと違って、遊びだけに夢中になることもできません。
親も老いていくし、自分も年をとっていくし、昔一緒で気の合う仲間だった人たちもみんな違う生き方をして忙しそうです。
自分だけ社会から取り残されているような感じがしてどこか居心地が悪かったりします。
結婚して幸せな家庭を築いている人もいれば、地元に帰ってのんびりした生活している人もいれば、ビジネスで成功して有名になったりお金持ちになっている人もいれば、病気でなくなってしまった人もいれば、不幸が重なってどうにもならない人もいます。
いろんな生き方をみていると、時間がある分、色々と人生について考えてしまいます。
なんとなく遊んでるけど、このまま人生過ごして本当にいいのかな?とも感じてしまいます。
(人によりますが、もちろんいいんですが。)
これから人生の中で、多少の制約はあれど、どんな生き方も選べるわけですが、いざ何か選ぼうとすると、選択肢が無限なんじゃないかってことに気が付きます。
もはや考え悩んで、人生の時間を費やしてしまうくらいの数の選択肢です。
何をしてもいい、何を買ってもいい、何になってもいい、どこに行ってもいいし、どこで暮らしてもいい。
じゃあどんな人間になって一度きりの人生を過ごすのが正解なのか?
おそらく、ここでほとんどの人が自分のアイデンティティを見つめ直して掘り下げていくことになります。
すでに情熱を注げるものがあったり、解決したい社会問題があったり、自分にとっての幸せが明確にできた場合はそれほど迷うことはないと思います。
急に環境の変化したり、それまで信じていた常識がまったく違ってくる状況に少しの間は困惑するでしょうが徐々に慣れます。
しかしそういったものが明確でないと、結局明確な道が選べなくて、たちまち寝転んでゲームしてごはんを食べるだけの人生になったり、お金を適当に使って暇つぶしするだけの人生がやってきます。
僕の友人で会社をやめて、アフィリエイトをはじめて半年ほどで月50万稼いで、さらに半年後には月200万を突破してしまった人がいます。
その友人な生きがいや、情熱を失ってしまって半年ほど、部屋にこもりゲームしてお腹が空いたらなにか食べる生活を送ったそうです。
精神的に終わるって言ってました。
独立して寝食を忘れて頑張って成功して、その直後はかなり幸せそうでしたが、自由が当たり前になってしまうと、別に幸福感もなくなったようで、毎日がマジで全然面白くないって言っていました。
仕事探そうかなとか、俺を採用してくれない?とも言っていました。
独立して稼げるようになっても稼ぎすぎて、モチベーションがなくなり、暇になり、何かを求めて再就職してしまう人はけっこういます。
自由を目的にするのはいいですが、無限すぎる自由は心が強くないと耐えられません。
今度は孤独という名の恐怖がやってきます。
人間は自由を手に入れたいという欲望とは別に拘束・服従・所属を求める本能的な欲求も持っています。
アベンジャーズで有名なマーベル映画にでてくるロキというキャラクターがこんなセリフを口にします。
「誰も口にしないが人間は本来、服従することに喜びを覚える。
ロキ(Loki) (マーベル・シネマティック・ユニバースの登場人物)
お前達は人生の喜びを、見失ってしまったのだ。
お前達は、支配されるべく、創られたのだ。
最後には皆、跪くのだ。」
当時ではなんとなくわかるでしたが、今ではぶっ刺さるくらいわかるようになりました笑
人間にとって必要とされることってめちゃくちゃ重要なんだなって。
それが誰かの命令に従っているという形でこそ感じやすいですから。
例えば特定のコミュニティに所属していると安心感を感じたり、自己重要感を感じたりすることがあると思います。
自分は成功して自由を手に入れたら何をするのか、明確に決めておいたほうがいいですね。
成功のイメージをしてそれを具現化するって意味だけじゃなくて、自由になった後に迷わないようにするって意味でも。
P.S
『ウッシーとの日々』ってマンガがすごく好きなのですが、セリフはうろ覚えてないのですが、こんなシーンが有りました。
『寂しいなら犬を飼うことをおすすめする。一晩会っていないだけで大歓迎してくれて、僕を全力で必要としてくれる。「自分なんて必要ない」って思いは微塵もなくなる』的なことを言っていて、僕もむかし犬を飼っていたのでかなり共感しました。
今は保護猫を2匹飼っているのですが、犬ほどではないのですが、やはり僕の中では大きな存在となっています。
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