どうも安藤優希(@AndoYuki55)です。
元映像クリエイターでSNS運用→コーチングのプロ。
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年商3億社長、コロナでも売上を15倍にした社長、
10万人超えYouTuber数人などの専属。
メルマガで独立して成功と幸せを両立できる方法を配信。
先日、お世話になっている起業家の方からこんな動画が送られてきました。
『プロって突き進むにはそれなりの精神力が必要で、そういう目つきにもなってほしいし、技術ってのはすごいいっぱいある。精神的なことも技術のうち、自分で高めること自分でやる気になること』
ちょうど成長について話をしていて、自分の基準値を高めて自分のコンテンツの質を高めて、かつ一日でできることを多くするには、どんなメンタルが必要かというわかりやすい例で送ってもらいました。
今の若い人はテクニックがあるけど、自分で精神を高め本気を出し、自分の実力以上の力を出すことがないそうで、それを引き出すトレーニングをしていました。
たしかにマインドの部分はかなり勉強になりました。
しかし、やっていることに対しては(((( ;゚Д゚)))ガクブル…
ブラック企業の研修に通ずるものがあるなと思い、前に見たことあるこの動画を思い出しました。
餃子の王将の社員研修はメディアで何度も出ているからか有名で、僕は数年前にも別の動画を見て恐怖に震えたことがあったのですが、これもなかなかのクオリティですね…。
関連動画でこんな動画もでてきました笑
睡眠不足と激しい疲労で、追い込みながら精神論を吹き込むあたり、新興宗教の洗脳テクニックとなんら変わりないなと思いました。
(心理学とか宗教の勉強すると仕掛ける側がどういうテクニックを使って、人の洗脳をしているか分かるようになってきました。)
ちなみにこんな記事を書いたこともあります笑↓
僕はさきほどの動画を見ていて、時代錯誤であってはならないことだと思って見ていたのですが、コメント欄は意外と好意的なコメントが多くてびっくりしました。
社員を成長させるためにはこういう厳しい研修も必要、というスタンスの人もだいぶ減ったとはいえ、まだまだ存在するようです。
(番組もどちらかといえば好意的に取り上げています)
あと実際に自衛隊だけでなく、そういった研修を企業に対して提供している会社がありますからね笑
こういうのを「成長」と呼ぶ風潮は時代遅れで、いい加減止めた方がいいですね。
やる側も、やらされる側も。
第三者からみたら成長じゃなくて、ただの破壊なんじゃないかと。
自分で追い込まれる環境にいくならまだしも、会社の命令で行くのでは全く別物ですよ…!
単に個人の価値観や人格を会社の都合の良い方に捻じ曲げているだけですから。
こんな理不尽を耐えなくても普通は生きていけます。
こうやって教育された社員が現場に出ていって、労基法違反の12時間労働でも14時間労働でも文句を言わない企業戦士になり、会社に一度きりの人生を吸いつくされていくわけです。
(大学時代の友人が一部いまでも本当にこの状態になっていて、価値観合わなくて余計に距離ができている理由のひとつでもあります。)
さらに正義であり、自分の正解だと信じた社員たちが、さら部下やアルバイトの人に価値観を強要して洗脳と不幸の輪を広げていく構図…。
いまはどちらかと言えば社会悪にカテゴライズされると思います。
こういうのを見ると人生において「逃げる」って超大事だなと思います。
自分会社の選択をミスって変な会社に入ってしまうのは仕方ないです。
会社も都合の悪い情報は隠しますい、入社前にすべての情報を知るって難しいです。
入社して研修が終わった3ヶ月後に現場にいったら会社がひどいブラックであることが発覚するケースもあるでしょう。
そういう時に「逃げる選択肢を持っておかないと高確率が自分の人生までも真っ黒になっていきます。
こういうブラック企業の人間はたいてい精神論を振りかざしてきます。
「障害から逃げるな!」「困難に立ち向かえ!」「壁を乗り越えていけ!」「逆境を跳ねのける強い人間になれ!」
でも、そもそもその壁乗り越える必要あるんですか?ということを考えしなかったりします。
こんな傍からみたら茶番に付き合って、自分の人生を踏みにじられなくても、いくらでも生きていく方法はありますから…。
人生で幸せになることをゴールとした場合、「逃げる」って戦略は少しも恥ずかしいことではありません。
三十六計逃げるに如かず。
無謀な戦いや意味のない戦いをしてしまい、うつ病とかもう立ち上がれなほど再起不能になってしまっては元も子もありません。健康(心の健康含む)は資本とはよく言ったものです。
得るものが少なく、失うものが多い戦いからはさっさと逃げ出して、力をいざというときのために取っておいたり、チャンスをうかがったり、別の方策を探ったりするのも大事なことです。
敵を見つけたら後先考えずに「突撃ー!!」って突っ込んでいくのはどんなマンガでも映画でも速攻でやられる典型的なザコがやることです。
時間も自分のパワーや労力も有限だし人生は一回きりなのですから、倒すべき敵や乗り越える障害、戦うべきときはしっかり選んだほうがいいです。
全部立ち向かって倒していたら、いつまでもラスボスにたどり着くことができずに人生未完成できっと悔いが残ると思います。
戦っても意味ないのにとりあえず突撃するのは悲劇しか生みません。
さっきの餃子の王将の動画の場合、彼らが乗り越えた壁の向こうに待つものは社員を非人間的に扱う会社にこき使われ、ノルマにおびえながら、一生のほとんどを狭い店舗の中でロボットのように過ごす人生です。
そういう人生に憧れるのであれば、動画のようにがんばって上司に絶叫してアピールしていればいいですね。
しかし自分がイメージしている幸せの形がまったくの別物であるなら、こんな研修をやらされた瞬間、トイレに行くと言ってさっさと帰宅してOKです。
そんな壁乗り越える必要まったくありません。
入社7時間で会社をやめた話とかあったりして、そのくらい気楽に考えて人生生きていたほうが自分を客観的に見えて乗り越えるべき壁を見極められたりします。
たとえ逃げたとして、上司や同僚に笑われたり、あきられたり、怒られたりしてもまったく気にしなくてOKです。
そんなことをしてくる人たちは、あなたの人生にとってすでに何ら意味を持たない雑草のような存在だからです。
そんな雑草たちの声を気にしている時間があったら、きちんと自分自身の幸せに直結する道を探しにいっちゃいましょう。
そして本当に壁を乗り越えるときのために気力も体力も温存しておきましょう。
僕はアルバイトも会社員もする中、漠然とした危機感を感じていて、雇われて働いていいては絶対に自由になれないことに気づき、会社員からなりふりかまわず全力で逃走しました。
そして起業・ビジネスの世界が自分の戦うべきところだと信じて、元同僚が会社に出社する中、必死に一人で今の事業を立ち上げていました。
結果的には1年である程度の結果を残すことができ、サラリーマンと違って働くのも休むのも自由で、ストレスがだいぶ減って、自分のやりたいことに時間を多く使えるようになりました。
もし僕が、自分の人生のために戦うべきところを見極めようとせず、適当な会社に就職し、会社のいう「成長」のために朝から晩まで汗水垂らして頑張ってしまっていたら僕もきっと今も大多数の人たちと同じように、やりたいことを我慢する毎日を送っていた気がします。
あの時逃げる決断をして本当によかったです。
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