どうも安藤優希(@AndoYuki55)です。
元映像クリエイター
→コーチングのプロ。
個人事業主メインに経営と健康面のサポート。
年商3億社長、占い師、YouTuberなどの専属
目標達成してもらうために、自己効力感と自己肯定感を高めてもらい自信満々で仕事に取り組んでもらえるようにコーチングを行っています。
自己効力感と自己肯定感の違いは非常に多い質問で、それぞれどう鍛えるのかもよく聞かれます。
質問はこんな感じです。
たしかに自信がない人を分解するとたしかに自己肯定感か自己効力感が低い人に当てはまる。
相談させた人に自信を付けてもらいたくて、アドバイスしたいけど。まだそれぞれの鍛え方が似ていて違いがよくわからなくてうまく説明できない。
従業員の自信を鍛えたくて効果的な訓練があったら知りたいと思って調べてでてきたのが、自己肯定感と自己効力感だった。
自分への評価が自己肯定感で、行動に対しての自信が自己効力感ということまでわかった。
あとは実践で使えて説明できる鍛える方法を知りたい。
目標達成の中で「自信を持って物事を取り組む」ことは達成の確立をグンと上げてくれます。
辛い時を乗り越えるときや努力を継続したい時にも、自信があるかないかで、続けられるかどうか変わってきます。
今回はまずは自己肯定感と自己効力感を高めて、諦めないメンタルを手に入れる方法を解説します。
そして揺るぎない、折れない自信の作り方を紹介していきます。
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自己効力感と自己肯定感の違い
目標達成において、自己効力感と自己肯定感の高さは両方とも大切な要素になってきます。
結果を出す人はどちらも高い傾向にあり、もちろん意識して鍛えている人もいます。
バランスを崩しても健全ではないメンタル状況になるので、一緒に鍛えることをいつもオススメしています。
まずは自己効力感と自己肯定感の違いについて説明してきます。
自己効力感は「自分は目標達成や結果を出すために適切な行動を取る判断できるし、達成するための能力を自分でもっていると自覚する期待感」のことを自己効力感といいます。
簡単にいうと、「自分なら目標達成できる!」と取り組みに対して自信を持てる状況を自己効力感が高いと言えます。
例えば、営業で顧客のところでプレゼンしてセールスする必要のある人であれば、「自分ならうまく説明できるし、セールスすることができる!」と思えるのが自己効力感が高い人です。
逆に「自分はうまく説明できずセールスできずに失敗するかもしれない」と思うのが自己効力感の低い人です。
自信との違いですが、自信は分解するとこのようになります。
自信=自己効力感+自己肯定感
自己肯定感のない自信家はまわりに、はた迷惑な存在になってしまいます。
この自己効力感も自信の一部で、自己肯定感と一緒に高めていく重要性は詳しくは次の項目で説明します。
自己肯定感は「ありのままの自分を無条件に価値を認められる感情」のことを言います。
他者の評価は関係なく、自分で自分を認める事ができる人を自己肯定感が高いと言えます。
たとえ悪い状況や不運なことや理不尽なことがあっても、「自分には価値があるんだから」と思えることがありのままの自分を認められている状態です。
自己肯定感が低いとメンタル的に健全な状況とは呼べなくなります。
例えば、
○自分を認められないため人と比較して劣等感を感じて苦しんでしまう
○自分はダメな存在なんだと思って失敗を繰り返してしまう
○周囲を気にしすぎて人の評価に一喜一憂するため感情の浮き沈みが激しい
○人の評価が絶対だから依存度が高く、常に周囲の顔色を伺い怯えながら行動する
○自分の悪いところばかりに目が行きがちで自分の良いところに気が付けない
心当たりがあるなら自己肯定感が低くなっていることが原因の可能性もあります。
逆に自己肯定感の高い人の特徴は自分に価値を感じることができているため
○失敗しても前向きに考えることができて立ち直りがはやい
○楽しく継続できる工夫ができて、辛くても努力をやめない
○自分も大切にできるため、人のことも大切にできて人間関係が良好
○主体的に能動的に行動することができる
○まわりの目を気にせず、評価するのは自分なのでダメージを受けにくい
社会的な価値はどうであれ、自分を大切にできるのはひとつの能力ですよね。
もちろん、生まれついての才能でも、決まった人しか身につけることができないものではなく、誰でも後天的に磨くことができる立派なスキルです。
自己効力感と自己肯定感=自信
自己効力感は「自分自身の能力」に対する評価、自己肯定感は「自分自身の存在そのもの」に対する評価です。
この自己効力感と自己肯定感が自信にどのような影響を与えるか紹介していきます。
具体例に「仕事をすれば、売上が上がるかもしれない」という状況で解説していきます。
自己効力感「低い」× 自己肯定感「低い」
自己効力感が低いと自分のやること、なすこと「自分にはやり遂げる自信はない」と考えます。
そして、自己肯定感が低いと自分自身に否定的で、「自分はいてもいなくてもいい存在」と思ってしまいます。
「自分は何をやってもダメだから(自己肯定感が低い)売上を上げられるほどの仕事は自分にはできないだろう(自己効力感が低い)」
となってしまうので、結果を出すのが難しいことは容易に想像できます。
自己効力感「高い」× 自己肯定感「低い」
自分自身の存在に対しての評価は低いですが、自己効力感が高いので、自分のやることに対しての自信はあります。
「自分には価値がないけれど(自己肯定感が低い)売上を上げられるくらいの仕事はできるだろう(自己効力感が高い)」
というように考えます。
結果を出すことはできると考えていても、自分を認めることはできません。
仕事ができて結果も出せるので、周りには「成果出せてすごいです!」と言われるのに、「全然です」とか答えてしまいます。
答え方によりますが、謙虚に感じてもらえるか、まわりは褒めているつもりなのに褒め損状態になってしまってあまり良く思われません。
仕事を教えて欲しいと言われても、断ってしまうためあまりいい印象を与えられません。
自己肯定感が低いとまわりに高圧的な態度を取るという特徴があり、仕事はできるけど、人間的に問題がある人扱いされて孤立することもあります。
自己効力感「低い」× 自己肯定感「高い」
自分自身を認めることはできますが、自分のやることには自信はありません。
「自分はやればできるだろうけれど(自己肯定感が高い)仕事で売上を上げるまでにはならないかもしれない(自己効力感が低い)」
と考えます。
「やればできる」と言いながら、「やる気がでない」「モチベーションが無い!」など言い訳をして、なかなか実行に移せない人になります。
行動できないのでもちろん結果を出すことはできません。
組織にいたら正直面倒な人ですよね。
自己効力感「高い」× 自己肯定感「高い」
自分自身を認めることもできるし、自分のやることにも自信があります。
「自分はやればできる人間だし(自己肯定感が高い)売上も上げることもできし、仕事もできる(自己効力感が高い)」
と自分自身を肯定し、その生き方に自信を持っています。
このように考えれば、頭には上手くいくイメージがあるので、そのイメージ通りにうまくいく確立は高いですね。
「新しいことに挑戦しても、自分ならできるに違いない」と思える健全な考え方です。
目指すべきはこの状態です。
このように自己効力感と自己肯定感はどちらも大切です。
結果も出せて充実感や幸せも感じれるようになるためにはどちらも高める必要があります。
自己肯定感の高め方
まず、一番効果的な方法を紹介します。
自分への肯定的な感情が自己肯定感です。
つまり自分で自分にだすOKサインのことです。
自己肯定感が高まれば、自分のことを必要以上に卑下したり、誰かに無用に高圧的な態度をとったりすることがなくなります。
「高圧的な態度をとらなくても、いろんなことがあっても自分は大丈夫」と自分に安心感を与えるのが自己肯定感です。
自己肯定感を上げるには自己肯定感を感じられた事柄を毎日書いていくことが効果あります。
自己肯定感が感じられたことを書くのは人間的成長の記録をとっていることでもあります。
「電車の中で妊婦さんに席を譲って喜んでもらい感謝されて嬉しかった」
「会社の中で普段だれも掃除しないところを掃除して、役に立つことができたと思い充実感を持った」
など、能力やスキルではない人間的成長につながったと思われる行動や体験、感謝の気持ちをできる限り具体的に書くと自己肯定感が高まります。
わかりやすいのは感謝されたことを書くのが一番感覚として理解しやすいです。
自己効力感や自己肯定感に共通して大切なのは、その成果を得たときに、「どんな気持ち」で「どんな風に嬉しかったのか」「どんな感情を得たのか」など情動に関する記載をすることが重要です。
成功や感謝された際の「情動」を記録することで、肯定感が高まり、その結果得られる自信が仕事のパフォーマンスや行動の向上に繋がります。
他の自己肯定感を上げるためにできることも紹介します。
自分と向き合う
自己肯定感が高い人を想像してもらえるとわかりやすいですが、「自分を認めたり前向きに考えたりすることが自然にできている人」に自分はなれているでしょうか?
なれていないとしたら、まず今の状態と向き合うことが改善のスタートです。
今の負の感情を持ってしまう自分を認めることからはじめて、今の自分のままで良いんだと認めることで、気持ちが前向きに変わっていきます。
鏡に向かって「今日の自分も素敵だ」って言うだけでもだいぶ変わります。
過去に親から大切に育てられていないとか、恋人にぞんざいな扱いをされているとか過去や現状は関係なく、それにとらわれずに今から変えていくという意識と行動が大切です。
むしろ過去や現在を言い訳にして行動しないのではなにもかえることはできません。
自己肯定感が低い人ほど、「自分なんて価値ない」と思って依存度が高く、行動できないです。
自己犠牲する人も総じて自己肯定感低くて周りにとても自分にとっても良くない行動をし始めます。
毎日、感謝されたことを書くとか、自分は素晴らしい存在だ!と思うくらいスモールステップで始めることをオススメします。
それでも変われない、行動できない場合は、どこか自分の中で自己肯定感が低い自分が好きと思っている可能性もあります。
アドラー心理学で「人間の行動は全て目的がある」と主張しています。
変わりたくない目的を自分が無意識で探してしまっていることもあります。
アドラー心理学に関してはこちらの記事で書いています。
環境を変える
職場や家庭で、「お前はダメなやつだ!」と言われて、自分で本当に「自分はダメなんだ」と思い込んでしまっている可能性もあります。
1ミリもダメなやつではないんですがね。
こうして記事を調べて前向きに改善しようとしている行動もとても素晴らしいです!
周りから自己肯定感の下がる否定的な言葉を日常から言われる場合はその環境をか変えることが有効です。
しかし、すぐにこの選択肢を選ぶことも注意が必要です。
ネガティブなことを言われていないのに自分で勝手に自分のことを否定している状態だと自分に原因があります。
環境を変えるだけだと変わらない可能性があります。
前向きな言葉を日常的に言われてなくて、環境を変えたら毎日のようにポジティブな言葉をかけてくれる環境にいったら話は別ですが、しっかり原因を追求することが重要です。
毎日ネガティブなことを言われるのは洗脳と同じです。
自分自身の可能性に蓋をしてしまっているので環境を変えることをオススメします。
自分のことを大切にできるから人のことも大切にできる人になれます。
自己肯定感を高めて自分も周りもハッピーにできる人間になれると素敵ですね。
自己効力感の高め方はこちらで書いています。
ではでは~
自己肯定感と自己効力感という言葉は今まで聞いたことなくて、両方とも自分の自信に繋げられることはわかった。
自分で自分を褒めたり、人から感謝されることで高めることができるのはわかったけど、具体的に自己肯定感と自己効力感どっちが高まるのかわからない。